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体験過程スケールを応用した質的インタビュー法の試み
ーより実感に触れた語りを促すためにー


体験過程スケール(EXPスケール)(Kleinら, 1970;池見ら,1986;三宅ら,2007)は、ひとが何を語るかという内容ではなく、どのように語るかという様式に注目したスケールです。心理療法においては、面接の初期からEXPレベルが高いクライエントは、そうでないクライエントに比べてセラピーの結果がよいことが報告されています。(Kiesler,1971)

このスケールの元となる理論は、哲学者であり心理学者でもあるEugene Gendlin(1964)の体験過程理論です。Gendlinは、ひとを絶えず変化する存在と捉え、その流動性を失わないままに理論を展開することを試みています。ひとに固定した内容があるのではなく、ひとの体験過程は常に新しい意味が創造されるプロセスであるという考えは、質的研究法の拡がりによる心理学のパラダイムシフトと非常に親和性があると考えられます。

今回は、EXPスケールの概要について体験過程理論に触れながらEXPレベルに合わせた応答について説明していきます。そして、トライアルカウンセリングの面接記録を用いて評定の実際を体験していただきます。また、質的インタビュー法にEXPスケールを応用する可能性を探るため、参加者からインタビュー素材を提供していただき、評定と応答の検討にも取り組んでみたいと考えています。


日時:  2010年1月29日(金)1時ー6時

場所:  関西大学千里山キャンパス

連絡先: 関西大学文学部身体運動文化専修 准教授 村川治彦     

      murakawa@kansai-u.ac.jp

講師略歴:三宅麻希 博士(文学)

神戸女学院大学人間科学部修士 関西大学文学研究科博士課程修了。学部生のとき、フォーカシングに出会う。よくある心理療法の理論とは視点の違う体験過程理論に魅力を感じ、心理療法に体験過程理論の視点をどのように活かすことができるかを、実践と研究の両面から探究している。Focusing Institute Certified Focusing Trainer、関西大学非常勤講師、関西大学心理臨床カウンセリングルーム相談員。共訳書に 「フォーカシング指向アートセラピー」池見陽、三宅麻希(監訳)誠信書房


Exp_チラシ (pdfファイル)

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