HOME ワークショップ 予約・問合せ アクセス 21世紀統合医療
フォーラム
Link
第二回 21世紀統合医療フォーラム
「フェルデンクライスメソッド」 藤井里佳(フェルデンクライスWEST Japan

 ワークショップスケジュール 
日時  10月19日 午前10時〜12時
会場  T2         。 
定員  15名       
内容  
備考

フェルデンクライスメソッドはイスラエルの科学者モ―シェ・フェルデンクライス博士(19041984)により創案、開発されました。

Dr. モーシェ・フェルデンクライスってどんな人?

10代に東欧からパレスチナに移住し、労働者として働いた後、ソルボンヌ大学で機械工学、物理学の博士号をとり、ジョリオ・キューリーの共同研究者としてスタートしました。その後嘉納治五郎との出会いから、欧州初の柔道黒帯保持者のひとりとなりパリ柔道クラブの創設者となりました。

第一次世界大戦中はイギリスに逃れ、潜水艦探知機ソナーを発明しました。しかし若いころサッカーで傷めた膝の症状が悪化し医師に手術を勧められました。直る見込みは50%で場合によっては、歩けなくなるかもしれないといわれました。そのころ1940年代頃から彼はこのメソッドを開発し始め、その過程で解剖学、神経生理学、子供の発育発達、人類の進化、運動科学、心理学など学び、東洋の様々の身体技法や、その他いろいろなソマティックアプローチも試み膝の障害を克服しました。それ以後人々のニーズに答えて、脳性麻痺の乳幼児から、超一流のパフォーミングアーティスト(例えば、ユーディ・メニューヒン、ピーター・ブルック劇団など)まで多くの人にワークしました。更に文化人類学者マーガレット・ミードや脳神経学者カール・プリブラムらと共同研究をするなど、こころとからだの関係について幅広い視野から研究を行いました。

現在では、脳科学、精神科学、心理学、スポーツ科学、教育学、東洋医学、パフォーミングアーツ、スポーツ、武道、リハビリなど多種多様な分野でこのメソッドが応用され、特に以下の点で大きな効果を挙げています。

1.        動きと姿勢、呼吸、感情との関係の改善

2.        重心の安定性と使い方の改善

3.        ストレス、苦痛からの開放

4.        けがの予防、回復

5.        ダンサー、ミュージシャン、アスリート、アーティストの技の向上

6.  あらゆる動き、行動の無駄を省き、より質の高いパフォーマンスを発揮させる

 7.  環境、社会、人間関係における適合の仕方の改善

フェルデンクライスメソッドとは?

人間について健康な精神は健康な体に宿るという、心身一如の考え方は古くからありますが、フェルデンクライスメソッドも脳、心、体が分かち難く融合した一つのものであるという考え方から出発しています。

脳は体なくして思考、記憶、感覚、情緒など心を働かせることは不可能で、運動機能の協力が不可欠です。

脳の高度な機能、例えば絵を描く、歌う、愛するというようなことも、筋運動がなければ出来ません。

ソマティックアプローチとして、心から体へと体から心へという2つの方向がありますが、フェルデンクライスは後者に入ります。体で何が起こっているか気づいてもらう方が比較にならないほど簡単で、より早く直接的な結果が出やすいからです。例えば目、首、呼吸、骨盤など体の主な部分に働きかけることで、それらの部分のみならず体全体に目覚しい画期的な変化を与えることは、このメソッドによれば難しいことではありません。

フェルデンクライス博士は、人間は次のような要素からなりたっていると考えていました.

1.        神経システム:核

2.        体:骨格、内臓、筋肉

3.        環境:スペース, 重力、社会

この三要素は互いに支えあい融合しあって、人間の動きを構成しています。特に個体発生的な動きは感覚と深く結びついているので、心地よく楽に動くことで脳は学習し、感覚の微妙な違いに気づきそこから変化が起こります。例えば、無理な動きをしていないか、無駄な緊張がないか、タイミングと時間は調和しているか、身体感覚と身体の空間における調整はどうか、立ち方、歩き方、呼吸、話し方等々に違いがないか等に気づくレッスンを体験すると、新しい効率的でしなやかな動きが自発的に出来るようになります。知らず知らず根づいた不自然な癖から開放され、新しいパターンの再教育の方法を学ぶことができます。

体の動きについては、機能解剖学により詳しい知識が、神経解剖学により心理的な活動についてある程度の理解を得られますが、意識についてのソマティックな面を理解することで、我々は自分自身についてより深く知ることが出来ます。

フェルデンクライスメソッドの2つのアプローチ

1.アウェアネス・スル−・ムーヴメント(Awareness Through MovementATM)

            ―動きによる気づき

ATMは多数の人を対象に、指導者の言葉での指示によって効果的に学ぶ方法です。徐々に

ボディイメージの変化に気づく過程で、生徒は自分自身でより良い自己イメージを作り上げていきます。体の不調、不具合を感じている一般のグループから、アスリート、役者、ダンサー、歌手、教師などのグループにも行います。

まず床に横たわって重力の影響を少なくし、床と体のコンタクトを注意深く観察してもらうと、緊張しているところや固めているところや、様々な動きのヴァリエーションを通じて筋肉や骨格の動く方向性に気づくようになります。どのレッスンにも集中力、違いがわかる繊細な感覚、注意深さが要求され、それによって次の段階へ進むことが出来ます。動きは単なる繰り返しではなく、すべてゴールに行くプロセスによって構成され、ゴールそのものを目指すのではありません。それこそが緊張を減らす重要な方法だからです。

レッスンはすべて心身の調和を図りますが、特に次のようなことを目指しています。

1. 全身を動きに参加させる。

2. 無駄なエネルギーを使わない

3. 意図を行動に移す

4. 学び方を学ぶ

5.  

2.ファンクショナル・インテグレーション(Functional IntegrationFI)

          ―機能的統合―

個人の特別なニーズに対応したハンズオンテクニック。重力の影響を減らし、神経システムを自由に開放するため仰臥位で行います。神経の重力にたいする反応は習慣的なもので、

それにとらわれず体を再教育するには、筋肉が同じ刺激に対して異なる反応をするように

もって行くことが必要になります。障害や問題を持った人は自分で自分の面倒を見る余裕がなく言葉をかけない方が効果的なので、原則的には言葉を使いません。人はほとんどの

施術で表面的な改善があればそれで妥協してしまいがちですが、FIでは乳幼児期から身についた最も深い筋感覚の影響や無意識の奥底にある固定観念などの影響が考えられるので、外側で起こっていることからはなれ、内部で起こっていることに完全に浸り集中します。

目の滑らかな動き、頭部の回転、足裏にかかる体重の配分、肋骨間の緊張の減少、抗重力筋が背骨を支えるパターンが完成し、立った時の姿勢のクリアーな感覚を味わうには、

運動野や感覚領域の神経機能が、完全に変化する必要があります。終わると全身の筋肉の緊張は減り、健康感が広がります。呼吸は楽で、頬は染まり、視覚がはっきりしまるで眠りから覚めて、目をこすった時の様な感覚が生まれます。生徒は自分の体と行動をより新しく効率的な方法で、再組織化する方法を学習します。

藤井里佳について

 1970年代後半から自強術、ヨガ、気功、太極拳、日本舞踊などに取り組むかたわらボディ/マインド コネクションやソマティック教育について研究をはじめ、1989年フェルデンクライスメソッドと出会う。

 2000年〜フェルデンクライスプラクティショナーR

 2008年〜Bones for LifeR Japanセンター代表/トレー/ナー

 2007年〜フェルデンクライス指導者養成コース(京都)オーガナイザー

 フェルデンクライスWEST Japan()日本ソマティックライフ) 代表

 日本フェルデンクライス協会理事、健康運動指導士

 NHK、毎日、朝日、神戸新聞各文化センター講師

参考情報
  国際フェルデンクライス連盟(IFF)http://www.feldenkrais-method.org

* 日本フェルデンクライス協会公式サイト:http://www.j-felden.org

* フェルデンクライスWEST Japanhttp://www.geocities.co.jp/Beautycare/5175/

* Bones for LifeR(フェルデンクライスメソッドによる骨の健康法) http://www.bonesforlife.com

  個人レッスンの予約:E-mail: rika.f@jp.bigplanet.comまたはTel/Fax: 075-963-4108 

お知らせ

* 20081227日〜2009120(1229日、11日休み)

    京都フェルデンクライス指導者養成コース:ヴィジター参加歓迎。

* 2009110日〜12

    ロビー・オフィアー博士(元ニューヨーク大学付属病院PTスーパーバイザー

    コロンビア大学講師)のワークショップ

           テーマ:姿勢と腰のケア

* お申し込み、お問い合わせは上記Eメールまたは電話・ファックス


申込み・お問い合わせ

HOMEへ戻る

Copyright(c)2007 Center for East-West Dialogue。 All rights reserved. Base template by WEB MAGIC.